コラム

子どもたちはどれくらい食べたらよいのか?
昨日校医を務める横尾小学校の第1回学校保健委員会がありました。
子どもたちだけでなく、先生方、保護者の皆さまがより健康で過ごせる環境づくりのためにみんなでいろいろ考えて計画を立案し、実行しています。
昨日栄養教諭の先生から、子どもたちの給食の摂取状況についての報告がありました。
食べる子はすごい食べるけど、食べない子は食べる量が一口だけとかいう子もいて、難しいという話をされていました。
皆さんは、自分の子どもが学校給食をどれくらい食べているか、ご存じですか?
長崎市の北部の小学校は、現在豊洋台にある長崎市北部学校給食センターで給食を作ってもらい、それを運搬して給食を食べています。
この冬は1回給食センターから車が出れなくて急に給食がなくなったことがありましたね。
現在小学校は20校、中学校は4校が北部学校給食センターの管轄となっています。
街を走っていると、時々給食センターのトラックが走っているのを見かけることがあります。
いろいろとご意見のある給食センターですが、毎日献立をアップしてくれているのをご存じですか?
小学校・中学校の献立がアップされています。なんと、インスタグラムもあります。
小学校の献立はだいたい3-4年生の量みたいなので、低学年、高学年はそれよりも少し少ない、多いと思ったらよいでしょう。
自分の子どもたちが家でどれくらい食べているのか、給食センターのインスタの写真と比較して、食べてる量が多すぎるかもしれない、少なすぎるかもしれないというのを考えてみるのもいいと思います。また、実際の献立をどれくらい食べたのか確認するのも大切なことと思います。
栄養教諭の先生は、あまり食べていないお子さんに対して、献立の写真を見せて、「君が食べないといけない量はこれくらいなんだよ」としっかり見せてあげることで、全然給食を食べれなかったお子さんが数名給食を食べれるようになったことを報告されていました。
子どもたちは個人差が大きく、また好き嫌いだけでなくアレルギーや本人の特性などもあり、難しい部分もあります。給食を食べるのが苦手なお子さんは、給食があることで学校に行きたくないと言われるお子さんも一定数おられます。そのようなお子さんにも配慮をしつつ、標準的な小学生、中学生の給食摂取量を知ることはいいことではないかと思います。
給食センターのインスタグラムフォローしてみてはいかがでしょうか?