3月に入り少しずつ春の訪れを感じつつも、まだまだ寒い日が続いております。

最近の流行についてお知らせいたします。

インフルエンザはほぼなくなりました。今年はA型が年末年始に流行のピークを迎えましたが、それ以降徐々に落ち着き今はインフルエンザはほぼいません。

B型は都会では少し流行が見られたようですが、長崎市ではほとんどいないようです。今後、流行しないかどうか、注意は必要です。

また、マイコプラズマは数は減っているもののまだいます。また1月末より百日咳が少しだけ出ています。注意が必要です。

さらに、現在小学校高学年～高校生のヒトメタニューモウイルス感染者が増えています。強い咳や発熱がみられることがあり、注意が必要です。

乳児や高齢者が感染すると重症化することがあります。気を付けましょう。

乳幼児ではRSウイルスが流行しています。これはヒトメタニューモウイルスと似た症状をきたすので、こちらも注意が必要です。

感染性胃腸炎も流行しています。最近の感染性胃腸炎では、これまでと違い、発熱を認める方が多い印象があります。

いずれの感染症も完全に防ぐための手立てはありません。少しでも感染リスクを減らすために、こまめな手洗いうがいを励行し、感染予防に努めましょう。