診療案内

小児一般診療

小児科で最も診療する機会が多いのは感染症です。当院では様々な検査キットを用意しており、的確な診断が可能です。また、簡易血液検査ができますので、抗生剤の必要性についても適宜検討します。状態次第では高次医療機関への紹介も可能です。

検査可能な疾患一覧

鼻腔拭い液(インフルエンザ、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス)
咽頭拭い液(アデノウイルス、溶連菌感染症、マイコプラズマ感染症)
便(アデノウイルス、ロタウイルス、ノロウイルス)

内分泌・代謝

成長ホルモン分泌不全症、甲状腺機能異常症等の内分泌疾患の診療が可能です。また1型糖尿病の治療も行っており、血糖持続モニタリング(FreeStyleリブレ®)による評価やインスリンポンプ療法(SAP:sensor augmented pump)などの治療を行っています。当院の特徴として、新規発売薬に速やかに対応できることが挙げられます。低血糖治療用点鼻薬や新規超速効型インスリンについても当院では積極的に採用を進めています。

1型糖尿病は生活習慣に深く関わってくる症候群です。患者さん本人だけでなく、周囲の家族や、学校の先生方を巻き込んで、皆でどうしたら良いのかを考えていく必要があります。必要時には学校の先生方や福祉関係の方々との話し合いなどを行い、環境調整を行っています。

予防接種・健診(7か月・10か月)

電話予約制です。日にちと午前か午後かどちらに受診されるかを決めていただきます。予防接種についてはインフルエンザ、定期接種(Hib、肺炎球菌、B型肝炎、四種混合、ロタウイルス、BCG、MR(麻疹風疹)、日本脳炎、水痘、子宮頸がん)のほか、おたふくかぜ、キャッチアップ接種等にも対応しています。(準備があるので、お電話をいただいたほうが確実に接種できます)。

健診については7ヶ月、10ヶ月の定期健康診断を行っています。7ヶ月、10ヶ月時に診察を行い、身体的、精神的な成長発達のチェックを行うと同時に、ご家族の児に対する接し方やスキンケアなどの指導を行います。もし、診察において気になることがあれば、継続的に診療するとともに、必要時は高次医療機関への紹介なども検討します。

漢方処方

漢方薬は、何千年という長い年月をかけて行われた治療の経験によって体系化されました。当院で処方する漢方薬は健康保険が適応される「医療用漢方製剤」です。様々な症状に対応する漢方があり、西洋薬とあわせて処方することも可能です。
疲れや不安症、小児の夜泣きなど、西洋薬だけでは対応が難しいような疾患に対しても漢方薬を用いて、体を整えていくことでより豊かな生活を送ることができるよう手助けをしていくことも可能です。