コラム

インフルエンザの予防接種が始まりました。

今日も秋晴れを感じるこの頃、患者さんの受診数も少なめで、皆さん元気に過ごされていることと思います。

 

いつも子どもたちの笑顔に癒されます。

私たち小児科医は子どもたちからすると、痛いことや嫌がることをしてくる、とても怖くて嫌いな存在なのではないかと思っています。

そんな医師との接触はできるだけ短いほうが良いだろうと思っており、できるだけ診察は端的に短く!をモットーに診療しています。

大きく口を開けて泣いているお子さんでは先にのどの所見を見ることもあります。

いろいろなお子さんがいますが、本当にみんな一人ひとり違っていて、みんなかわいいですね。

小さいお子さんは、この子が大きくなったらどう成長するんだろう?と想像したりしながら診察しています。

 

もちろん、気になる症状がある患者さんはその限りではないので、時間をかけてゆっくり診療する場合には、子どもたちもすごく泣いたりして、申し訳ない気持ちになります。

嫌われて当然の小児科医と思って過ごしていたのですが、最近はどうもその限りではないのではないか?と思うこともあります。

診察室にニコニコしながら入ってくる子どもたち、注射をしても一生懸命頑張って泣かないように頑張る子どもたち、「注射平気!」と言いながら、注射をする段階になって大暴れしたけど、そのあとはまた私にツンツンちょっかいを出してくる子どもたちを見てると、どうやら嫌われているだけではないらしいと、少し救われた気持ちになることもあります。

それでも、できるだけお母さんお父さんと離れる時間が少なくなるようにと考えて診療しております。

 

さて、当院では本日からインフルエンザの予防接種を開始しております。早速本日1名の方がワクチン接種を行いました。

今年からは経鼻ワクチンも始まっています。こちらは数量限定ですので、どうしようか迷っている方は一度ご相談いただければと思います。

 

みなさまが安心して暮らせる一助となればと日々考えております。よろしくお願いします。

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