コラム
MotoGP日本GP開催されてました
この間の日曜日、バイクレースの最高峰、MotoGPの日本GPが開催されていました。
栃木県もてぎにある、ホンダのお膝元、もてぎサーキットでの開催でした。
BS日テレで放送されており、録画しての視聴となりました。
MotoGPはロードレース世界選手権の一番最高峰クラスで、その下にMoto2(250ccクラス)、Moto3(125㏄クラス)があります。
MotoGPでは、現在日本人としては中上選手がただ一人参戦していましたが、近年のホンダの低迷に合わせてなかなか厳しいレースが続いていました。年齢的にも今シーズンで最後ということで、今年のもてぎでは、中上選手をねぎらう横断幕が目立ちました。また、レース終了後のクールダウンラップでは日本国旗を手に走るなど、少し感傷的になるレースでした。
Moto2では、有望な日本人ライダーがいます。現在2位に60ポイント差をつけて首位を独走する、小椋藍(おぐらあい)選手です。このまま原田哲也さん以来の250㏄クラスのチャンピオンになってほしいものです。日本人が活躍すると、応援にも力が入ります。
なんと、この小椋選手は、来年は最高峰MotoGPへの参戦が決定しており(しかもホンダではなく、イタリアのアプリリアからの参戦)、これもまたわくわくさせるポイントですね。
このBS日テレでのロードレース選手権の放映はレース自体の面白さ以外にも、もう一つお楽しみがあります。それはチュートリアル福田さんのトーク!もともとバイク大好きな福田さんはもはやバイクレースの解説として活躍されています。F1を見てても思う、解説や実況の方が少しレスポンスが遅れる瞬間というのがよくあるのですが(複数モニターといろいろな情報を見ながら即時に反応しないといけないから大変なのはよくわかる)、福田さんは直感的に、しかも的確に反応されます。ちょっとした音にも敏感で、「映ってないけどなんかどっかでクラッシュ起きてますねー」とか、ちょっとしたライダー同士の絡みを素早くとらえて「5コーナーでアレイシがアレックスのイン差してる!」とか。
割と推しライダーもいて、そんなライダーが活躍すると「がんばれー」って普通に応援したりもしているし、現地に赴いてライダーの取材も積極的で、いろいろな裏話を展開してくれます。実際にバイクに乗ってるから「自分みたいなのがおこがましいけど」と枕詞はつけつつ、「今の動きはわかりづらいけど、ライダーあるあるなんですよ!」なんて教えてくれたりもします。元が芸人さんなので頭の回転が速いのでしょうね。
MotoGPのチャンピオン争い、Moto2で小椋選手がチャンピオン取れるか?など見どころ満載でこれからも楽しみです。また来年に向けてもいろいろな楽しみがあります。
完全に趣味のお話でした。。